梨のスプーンが完成
2018.09.06
     

 梨の木を初めて使って製作してみました。結構に色合いは濃いめです。たぶんこれは、甘い・・おいしい「豊水」だと(笑)
 梨農園でダメになって伐採していたのを乾燥させて持っていたもので、予想通り、使える部分は少なかったのですが、作り手の私にとっては貴重なスプーンになりました。梨は薪にもいいんですよね。
 削っての感想は、粘りはあるほう・・きめ細やかで比較的削りやすかったです。
 今回は、取り分けスプーンにカレースプーン、ペアスプーン用の小さいほう、スープ用と欲張ったものとなりましたが、そんなに数がないんですよ。材料の確保がこの先、それほどできないと思うので、次はいつになるかわかりませんが、興味深い樹種です。
台風21号です
2018.09.05
 またもや、直撃コースでした。全国的にも被害が続出したみたいでたいへんです。関西空港なんかは、そのうえに連絡橋にタンカーが激突でしょ。考えただけで・・・信じられないです。

     

 前回の20号よりも風の勢いが強いのなんのって、風速計で43メートルの表示が。藍住のほうではいろんなものが散乱していました。まだ鳴門には戻っていないのでどうかわかりませんが、前が海だけに、ちょっと心配です。

     
            (上記は、9月4日風雨が落ち着いたころの松茂町)
試作の依頼
2018.09.03
 パスタフォークとスープ用スプーンが一体となったフォーク兼用スプーンの試作をしてほしいとの依頼が長崎県の方からありました。それがですねぇ・・製作図面まであって、もちろん、はじめはお断りしようと思っていたのですが、何故かお引き受けしてしまうことになったんです。

     

 図面を見る限りだと、やはり、普通ならは、金属で作るべきものかなぁと・・。それだけ、精密なんですよ。私の場合は、目と手の感覚を頼りに手づくりしているので、図ったようなものは苦手・・その上に木製ですよ・・まるっきし正反対です。
 ・・と思いながらも、展示会が終わって、ひと段落ついたので、お盆までの間に試してみました。
 いつもだと、自分の考案した基本スタイルの中で自由に作ってますから、削り進めるのに別にどうってことはないはずなのですが・・・今回は慎重さも加わり正直言いましてかなり気づかれもました。まぁ何とか、それらしい試作できたものをお送りさせていただくことができました。
 その後、変更を加えての試作依頼・・・。乗りかかった船・・何かのご縁・・と思い、より使いやすいもの(どうかわかりませんが)として、他のことを後回しにしての作業で、二回目の試作品が完成。
 出来上がったのが次の写真(依頼された試作品は長崎に送りましたのでこれは万一のときの予備に作ってあった余分の試作品)です。

     

 上が変更前で下が変更後のものです。同じように見えますが、フォーク部の歯の長さ・幅の変更とスプーンの皿部分の厚みなどを修正しており、好みにもよりますが、唇に触れた感触は一回目のものとは別物だと思っています。ただ、どちらもフォーク部が先端にあるので、フランス方式のスープスプーンの使い方には不向きですよね。日本やイギリス方式なら何とか大丈夫・・(笑)
 素材は、どちらもヤマザクラです。

 私は、スプーンにしろフォークにしろ、もちろんお箸だって、それぞれの料理を味わうために相応しい道具であって、使い分けることも食事を楽しむひとつだと思っているほうで、基本的にフォークとスプーンは別物であるべきと思ってはいるのですが、試作してみると愛着ができるものですね(笑)
 使う人の状態や使い方などは、人それぞれ様々でしょうから、こうしたフォーク兼用スプーンもあっていいかも知れません。

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